旬の魚介 〜2月〜蛤(ハマグリ)

『ワインをもっと楽しんでいただきたい!』
四方を海に囲まれた島国に住む私たち日本人に最も馴染みのある食材”魚介”。 古来多くの魚が獲れ、主菜とされてきました。 日本人の体質にあった食材ともいえる魚介の月々の旬のものを選び出しワインと食材の組み合わせをご提案させていただきます。実際にスタッフで組み合わせを試した声も掲載させていただきますので是非ご参考にしてくださいませ♪
蛤(ハマグリ)について
マルスダレガイ科の二枚貝。殻は丸みのある三角形で、殻長約8センチ。食用として重要な貝類の一つです。同じ貝の貝殻でないとピッタリ合わないことから、夫婦和合のシンボルとして婚礼の料理によく用いられます。 北海道を除いた日本各地に分布していますが、漁獲量の多いのは熊本、三重、千葉の3県です。内海の浅い砂地に住み、冬は砂の中に潜っていますが、春になると表面に移動するので、潮干狩りが楽しめます。 養殖もさかんで、春にとった稚貝を沖合いに置き、2年後につかまえるのが一般的です。 浜辺にあり、栗と形が似ていることから「浜栗(はまぐり)」と呼ばれるようになったそうです。
蛤(ハマグリ)の栄養
蛤は、低脂肪でコレステロールが少なく栄養豊かな食材です。 血圧やコレステロールを下げ、肝機能を高め、解毒作用を促進する働きのあるタウリンを多く含んでおり、生活習慣病の予防に効果があるそうです。 また、粘膜を保護するビタミンB2、ヘモグロビンを増加させ貧血の予防になるビタミンB12、鉄、骨や歯の発育を促進させ骨粗鬆症の予防になるカルシウム、味覚障害を予防する亜鉛なども多く含んでいます。貧血予防、肥満防止、生活習慣病対策、免疫力アップに、蛤は最適な食材と言えます。

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菜の花とハマグリのクリーム煮 ちょっとほろ苦い菜の花と蛤をクリームで煮込み、優しい味わいに。クリーンでコクのある白ワインと合わせて、一足早い春を感じてみてはいかがでしょうか? ![]() ヴァレー・オブ・ザ・ムーン ソノマコースト シャルドネ 2013年にオーナーが変わったワイナリーは従来よりも面積当たりの葡萄の収穫量を大幅に減らしそれにより更なる品質改善を行っております。冷涼なソノマコーストの味わいを反映したワインはニュートラルオークで18ヶ月熟成しています。 ![]() フランシス・フォード・コッポラ ディレクターズ・カット シャルドネ ロシアンリバーヴァレーの気候をしっかりと反映したワインは重要な酸をキープしつつフレーバーたっぷりの完熟した味わいとなります。コッポラ・ワイナリーにて大人気のシリーズです。 |
蛤とレバーペーストのリゾット 淡泊な蛤も、レバーペーストとチーズと合わせてリゾットにすれば、しっかりとしたフルボディの赤ワインと相性ばっちりです。おしゃれな家飲みで、まだまだ続く寒さも楽しく乗り切りましょう。 ![]() レーヴェンスウッド ナパヴァレー ジンファンデル ワイナリー輸出停止の為、輸入元売り尽くしセールが実現しています。ジンファンデルの父が手掛ける貴重なナパの古樹から生まれるジンファンデル、現品限りです。お食事に合わせてお楽しみください。 ![]() シミ ピノノワール ソノマカウンティ 現地価格26ドル!ワイナリー輸出停止の為、輸入元売り尽くしセールが実現しています。WSトップ100ワインにて世界第1位を獲得した醸造家が手掛けるワイン、現品限りです。お食事に合わせてお楽しみください。 |
追伸
今月の旬の魚介ははまぐりという事で「菜の花とはまぐりのクリーム煮」と「はまぐりとレバーペーストのリゾット」を作ってみることにしました。
ワインはクリーム煮にバレー オブ ザ ムーン シャルドネ、リゾットにレーヴェンス ウッド ジンファンデルを合わせて見ました。
「菜の花とはまぐりのクリーム煮」とシャルドネはベストマリアージュ!でした。はまぐりのミネラル感と生クリームのコクがシャルドネと良く合い、菜の花の苦みがさらにシャルドネの苦みと合っていました。味わいのベースが一緒なので全く違和感が無くシャルドネを口に含むと味わいが続いていく感じでした。ヴァレー・オブ・ザ・ ムーン シャルドネははまぐりのクリアで繊細な味わいとピッタリでした。
「はまぐりとレバーペーストのリゾット」とレーヴェンス ウッド ジンファンデルは酸味のトーンが同じでよく合っていました。はじめはピノノワールが合うだろうと思いシミのピノノワールを合わせピノも合っていましたが、ジンファンデルの方が良く合っていたのが以外に感じました。今回、赤ワインを合わせてみましたが、白ワインも合うと思います。 更に、リゾットにその日飲むワインを入れるとよりマリアージュすると思います。
以上、実際に合わせてみた感想でした!
〜副店長まいこ〜

