旬の魚介 〜3月〜海老(エビ)

『ワインをもっと楽しんでいただきたい!』
四方を海に囲まれた島国に住む私たち日本人に最も馴染みのある食材”魚介”。 古来多くの魚が獲れ、主菜とされてきました。 日本人の体質にあった食材ともいえる魚介の月々の旬のものを選び出しワインと食材の組み合わせをご提案させていただきます。実際にスタッフで組み合わせを試した声も掲載させていただきますので是非ご参考にしてくださいませ♪
海老(エビ)について
甲殻綱十脚目のうち長尾類に属する節足動物の総称。体は左右相称で細長く、頭胸部は硬い甲皮でおおわれ、腹部は七つの関節があって内側に曲がる。長い触角と、飛び出た複眼をもつ。腹部に遊泳脚、頭胸部に歩脚があり、はさみをもつものもある。淡水・海水にすみ、イセエビ・クルマエビ・シバエビ・テナガエビなど、食用にする種類が多い。 ちなみにサクラエビは、全世界でも貴重で日本では静岡県の駿河湾でのみ収穫される。
海老(エビ)の栄養
高タンパク低脂肪で、ビタミンEの含有量が多い。 アルギニンなどを含む良質なタンパク質は、疲労回復、滋養強壮、免疫力向上に有効で、強い抗酸化作用を持つビタミンEは細胞の酸化を抑え老化を予防する効果や、女性ホルモン・男性ホルモンの生成分泌に関与し生殖機能を維持する作用がある。 更に、エビに含まれるタウリン(アミノ酸の一種)には、血中の悪玉コレステロールを下げて善玉コレステロールを増やす作用、血圧を正常に保つ作用がある。 外殻に含まれる動物性食物繊維のキチン・キトサンには、血中の悪玉コレステロールを下げる作用、免疫活性作用、肥満防止、整腸作用、また、天然の赤い色素であるアスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、老化や病気の原因となる活性酸素を抑える作用や眼精疲労を改善する効果がある。サプリメントなどにも利用されている。

![]() |
![]() |
ガーリックシュリンプ ハワイB級グルメのガーリックシュリンプ。下処理をした海老に、にんにく・生姜・塩・オリーブオイルなどで味付けし、じっくり焼き、最後にバターを絡ませれば、どんなタイプの白ワインにもぴったりの絶品おつまみの完成です。 ![]() オー・ボン・クリマ “ツバキラベル” シャルドネ サンタバーバラ ブレンドされているブドウの75%以上は醸造家ジム・クレンデネンが愛する4つの畑(ビエン・ナシード、ロス・アラモス、ランチョ・ヴィネド、シエラ・マドレ)のものです。今まで20回以上来日、ワインを通じて、様々な日本を経験、理解してきたジムがブレンドした、日本のためのワインです。 ![]() カレラ ”ジョシュ・ジェンセン・セレクション” シャルドネ セントラルコースト カレラの中で最も新しくリリースされた自社畑を含んだスペシャルキュベです。カレラ自慢の自社畑マウント・ハーランのぶどうと厳選されたセントラル・コースト・エリアの選りすぐりの畑のぶどうから造られるます。 |
エビカツのオーロラソース掛け 海老を存分に楽しめるえびカツ。塩コショウでシンプルに味付けした海老をカットし、丸く形成し、衣をつけて揚げるだけ!オーロラソースをかければ幅広い赤ワインにマッチします。 ![]() インヴィーヴォ ”マナ” ピノノワール マールボロ・セントラルオタゴ IWSC世界のトップ3ピノノワール選出&ニュージーランドSB最高峰の造り手が手掛けるお値打ちピノノワール。マールボロらしいチャーミングな赤系果実の風味を中心に、セントラルオタゴらしいエレガントな風味が調和しています。 ![]() コノスル ピノノワール 20バレル・リミテッド・エディション 20バレル・シリーズは特に条件の良い畑の葡萄を使用し、「20樽だけ」という名が付けられた、コノスルブランド最高級の限定品です。エレガントな口当たりで、豊富なタンニンとこなれた酸味が絶妙なバランスを保つ。果実の凝縮感が印象的です。 |
追伸
今月の旬の魚介は海老という事で海老カツとガーリックシュリンプを作ってみる事にしました。
海老カツにはコノスル ピノノワール 20バレル・リミテッド・エディション、ガーリックシュリンプにはカレラ ”ジョシュ・ジェンセン・セレクション” シャルドネ セントラルコーストを合わせてみました。
海老カツとピノノワールはとても良く合っていました!オーロラソースも良く合っているのですが、ピノノワールの甘酸っぱさがまるでラズベリーソースの様でソースをかけなくてもいいかな?と思える程でした。そして、海老の香ばしさとピノノワールのほのかな樽香、タンニンも良く合っていました。
ガーリックシュリンプとシャルドネもマリアージュしていました!シャルドネの柑橘が益々引き立ちワインの味わいが膨らんできました。海老の殻の香ばしさとシャルドネの樽香、バターの様な味わいも良く合っていました。そして、海老とニンニクに反応してなのかシャルドネのココナッツっぽさが急に出てきて不思議でした。
まず、ワイン単体で飲んで楽しみ、料理と合わせてまた変化した味わいを楽しみ、そして時間の経過とともに更に変わっていく味わいを楽しめるワインは本当に魅力的な飲み物だいう事を再確認しました!
以上、実際に合わせてみた感想でした!
〜副店長まいこ〜

