アメリカワインの約9割はカリフォルニアワインで生産されており、世界の生産国第4位と常に上位の有名なエリアです。
中でも最も有名な地域はノース・コーストのナパとソノマで、高級ワインの生産地帯です。
また、内陸部のシエラ・ネバダ山麗ではジンファンデルが多く生産されております。
カリフォルニアワインでは果実味が豊かでインパクトやコクがあり余韻が多いのが特徴です。
カリフォルニアの産地は南北に広がり、多彩な品種が栽培されています。
海洋性や大陸性など、気候の幅も広く、それが味わいの多様性につながっています。
また、気候が毎年安定していて、葡萄作りにとても大切な収穫期にほとんど雨が降らない為凝縮した味わいを毎年作ることが出来、ヴィンテージの差があまり出ません。
若いヴィンテージからも美味しく味わうことができるため、日本への輸入も年々増えてきております。