ナパヴァレーを訪れたことのある人であれば、国道29号線沿いにある街ラザフォードのモダンな黄色いワイナリーの建物に見覚えがあるかもしれません。

ホワイトホール・レーンは、1979年のワイナリー設立の名門ワイナリーです。代表的なワインは伝統的なスタイルでつくるカベルネソーヴィニヨン。

骨格がしっかりしていてタンニンをしっかりと感じる長期熟成向けのワインで今までにワインスペクテイターの年間TOP100ワインにて最高位3位を始めトップ５に3度もランクイン しています。その他、リリース直後から楽しめるスタイルも手掛けますがワイナリーの名声を築き上げたのは間違いなく伝統を重んじる造りで仕上げるカベルネソーヴィニヨンです。

彼らのたゆまない努力は、ワイン・スペクテイターの年間TOP５に３度のランクインの他にも、ワイン＆スピリッツの“ベスト・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー”に選ばれるなど、その実績を広く認められています。

ワインメーカーはジェイソン・モルトン。ニュージーランドでワイン醸造学を学んだ後、ナパヴァレー以外にカナダ、フランス・ボルドー地方、南アフリカなど様々な地域でその研鑽を積みました。

数々のカルトワインを手掛ける100点醸造家フィリップ・メルカや世界にその名を轟かせたドミナスやラッドなどを手掛けたデイヴィッド・レイミーなど著名なワインコンサルタントとの経験 も持ち、オールドワールドとニューワールドの両方の知識や経験をもとに、ホワイトホール・レーンのワインを更なる高みにけん引していきます。

ホワイトホール・レーンの自社畑はワイナリーのあるナパラザフォードを中心に６つありますが、実は１つだけナパ以外の葡萄畑を所有しています。

その畑はナパとマヤカマス山脈を挟んだちょうど反対側に位置するソノマヴァレーにあるラッシ・ヴィンヤードです。

長年にわたり、数え切れないほどの高い評価を得ているワインに使用されている畑は夏の間に午後の日差しをたっぷりと浴びてカベルネソーヴィニヨンの栽培に理想的な場所です。

こちらのワインはリッチなソノマヴァレーのカベルネにナパラザフォードにある自社畑のメルローをブレンドしたカリフォルニアの素晴らしいエッセンスが詰まったワインです。

凝縮した完熟のブラックベリーをたっぷりと感じ、カリフォルニアの美味いカベルネはナパだけではない、という言葉が確信に変わる1本です。