シャンパーニュ・シャルル・ド・カザノーヴ社は1811年に創立されました。2004年に現所有者のラプノー家が買収し、100％家族経営で行われており、現在で4代目となっています。

シャンパーニュ以外には一切手を出さずシャンパーニュ一筋のラプノー家のフラッグシップブランドとして世界34か国に輸出され、航空会社での採用多数国際コンクールでの受賞歴多数を誇ります。2021年にはHVE3認証を受け、サステナブルな活動にも積極的に取り込んでいます。
2019年の時点でフランス国内の売上は第4位、ボトル販売数は、300万本を超えています。

自己所有の畑はグランクリュ４つを含む200ヘクタールあり、それに加えシャンパーニュ地方全土にまたがって存在する319のコミュニティーのうち100のコミュニティーからブドウを買い付けており、換算すると700ヘクタールほどの畑のブドウ栽培農家と契約していることになり、品質、供給共に圧倒的な安定感を可能にしています。

創始者のシャルル・ガブリエールはイタリア文学に傾倒していました。
当時、「偉大なるもの」を総称して「ストラディバリウス」と呼ばれていたことから、早々に最上級のシャンパーニュをストラディバリウスと名付けました。

特級畑と1級畑のブドウのみを使用し、オーク樽で6カ月以上熟成させて、18世紀より使用されている伝統的なスタイルのボトル”アップルシェイプ”に詰められます。 様々な要素が溶け込みながらゆっくり熟成していくボトルです。

演奏家なら誰しも憧れてやまない名器の名を紡ぐストラディバリウス・シリーズのブリュット。 一級畑のぶどうのみ使用しています。フレッシュさと複雑性を兼ね備え、名器が奏でる旋律のような調和のとれた余韻が続きます。