世界を代表する銘醸地であるナパヴァレー 。そのほぼ中央に位置するオークヴィルを代表する葡萄畑がト・カロン・ヴィンヤードです。ナパヴァレーの歴史上、非常に重要な畑であり、最上級のカベルネソーヴィニヨンが生み出される畑と評される愛好家垂涎の葡萄畑です。

事実、ワインエンスージアスト誌が発表した「世界最高のワインを生み出す10の畑」の中で、ロマネ・コンティ、モンラッシェなどと共にカベルネソーヴィニヨンの畑として唯一選出されている唯一無二の存在です。ト・カロンの葡萄を使用出来る選ばれた30以上のワインが既に100点を獲得しています。

そして2019年の年。 ト・カロンの葡萄のみを使い、最高峰のワインを作り上げる為に興されたワイナリーがト・カロン・ヴィンヤード・カンパニーです。ワインメーカーにカルトの頂点スクリーミング・イーグルの2代目ワインメーカーで100点ワインに返り咲かせたアンディ・エリクソンを招聘しました。

ワイナリーが作り上げたワインはト・カロンを英語で表した最高の美しさであるハイエスト・ビューティー。

アンディ・エリクソンがハイエスト・ビューティーの理想を求めて、広大なト・カロン・ヴィンヤードの区画図を手に持ち、土壌と日照の角度を検証しながら全てのブロックを歩き、別々に醸造・熟成された56のキュヴェを全てテイスティングし、味わいと質感がその畑の区画を表現するものだけを選び出しました。

そしてそのト・カロンの美しさを表現するベストを尽くしたワインが遂に2016年に生み出されました。初リリースのワインはすぐさまジェームス・サックリングから準パーフェクトの99点、ワインスペクテイターからも97点を獲得しました。そのどちらからも「この土地の本質を表している（JS）」、「テロワールの融合（WS）」と土地の個性に対しての表現力を称賛しています。

ト・カロン・ヴィンヤードの創業者ハワード・W・クラブの名前を冠したワイナリーのトップキュヴェです。 こちらのワインには特別な区画の葡萄を使用しています。

この区画は故ロバート・モンダヴィ自身が1960年代にこの土地に惚れ込み、最高のカベルネソーヴィニヨンを生み出すべく自ら植樹した区画です。非常に収量が少なく、故に濃厚な果実となり、仕上がったワインは濃い深紫を示し、香り高く、エネルギーにあふれ、濃厚でリッチ、最高のカベルネソーヴィニヨンとなる条件を備えています。

いままで単独区画で仕込まれる事はありませんでしたが2018年より遂に単一区画のこちらのワインが実現いたしました。