ワイナリー概要
1988年ソノマの地に、ジェームス ホール、ドナルド パッツ、アンヌ モーゼス、ヘザー パッツの4名により共同で設立。高品質で希少なワインを造ることを目指し、カリフォルニアのピノ ノワール、シャルドネのプレミアム生産者でありベンチマークとして名を馳せてきた。自社畑を持たず、ロシアンリヴァーヴァレー、カーネロス、メンドシーノ、ソノマコースト、サンタルシアハイランズの銘壌畑の栽培家と契約し、厳選したブドウを調達しワイン造りを行っている。 ２０１６年、ワシントン州に本拠を置くサンミッシェルワインエステーツが買収。買収後もワインメーカーであるジェームス　ホール氏はワイナリーに残り、サンミッシェルの磐石な支援のもと独立したオペレーションを行う。


ワインの醸造
ワインメーカーを務めるジェームス ホールは伝統的なワインの醸造法と革新的な設備を持ったワイナリーの近代的技術を組み合わせ、ソノマ、ナパ、中でも最良といわれる畑からのブドウのポテンシャルを最大限に引き出す。 ワインのスタイルはフィネスと深み、複雑味を持ったワインに仕上げるため、それぞれの畑のブドウにあった樽を使い造られる。使われる樽はワイナリーが所有するオークの木から切り出され、ブルゴーニュの樽業者「フランソワ フレール」で作られ、複雑味とスパイシーさ、樽由来の自然の甘みを感じさせる味わいを造り出す。


偉大な契約畑
パッツ＆ホールのワインの中核を成すのが、アメリカを代表する単一畑のテロワールとその所有者・栽培家から厳選したブドウを調達することである。長期的な関係により、ワイナリーではブドウを買うだけでなく、それぞれの畑の中でも最良の区画を共に造り品質の向上に努めている。

1988年に設立され、シャルドネとピノ ノワールに特化したワイン造りを行っています。パイナップルやグァバのような香り、トーストやアーモンドのような香ばしさを兼ね備え、複雑でリッチな味わいです。