新星ネゴシアンとして著名なワイン評論家であるジャンシス・.ロビンソンやA.メドウズなど数多くのジャーナリストから高く評価されているのがオリヴィエ・バーンスタインです。

フランス、トゥーレーヌに生まれ、クラシック音楽専門の出版社を経営する家庭で育ち、音楽を通じて創造力やセンスを磨かれてきました。鉄道会社に勤め世界中を旅するが、ワインメーカーになる夢を叶えるべくフランスに戻り、ボーヌで醸造学を修得しました。

その後2002年に8ヘクタールの畑をルーションに購入しワイン造りを始めました。2007年に念願のブルゴーニュへ移り住み、プルミエ・クリュ、グラン・クリュに特化したネゴシアン「オリヴィエ・バーンスタイン社」を設立。ファーストリリースから2年後には、アメリカでルフレーヴやドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ（DRC）とともに販売され8年という短い歴史で、瞬く間にブルゴーニュのトップ生産者と方を並べる評価を得ました。

2022年にはワインオークションでロマネ・サン・ヴィヴァン2017のジェロボアム（3L）が、5万7000ポンド（924万円）で落札され、ロマネ・サン・ヴィヴァンのボトルとして史上最高値を記録しました。これはドメーヌ・ルロワやDRCなどのトップ生産者と肩を並べている事を実証する落札となりました。