1973年ビル・コリンズによって始まったこのユニークなワイナリーは、ナパヴァレーに属する15ものサブアペレーションから多種多様なブドウの供給を受け、その卓越したブレンド技術によりクラシカルなナパスタイルのワインを造り出します。

ワイナリーのテイスティングルームでは、15箇所ほぼ全てのサブアペレーション別に比較テイスティングができるという面白いワイナリーです。

凝縮感溢れるスタイルが多いナパで、食事と共に楽しむために重要なバランスを重視し、良い意味で脇役的な味わいを醸し出す希少なワインを造りだします。

こちらのナパヴァレー・カベルネソーヴィニヨンは、サンタへレナにある自社畑の他、カリストガ、ヨントヴィル、ヴァカ山脈のアトラスピーク、オークヴィル、チルズヴァレー、オークノール、ラザフォード、そしてマウントヴィーダーの葡萄がブレンドされています。

温暖な気候や冷涼な気候から生まれる熟した果実や引締った酸、山の斜面や平地の畑から生まれる力強いタンニンやリッチな風味と柔らかいタンニンなど、様々な個性あるサブアペレーションの葡萄をブレンドする事により”個々の個性”から”ナパという一つの集合体としての個性”にかえ、豊潤でバランスの良いナパの特徴を余すことなく表現しています。