シュヴァル・ブランから採られた苗木を使用したナパのグランクリュ、オークヴィル産のメルローを使用

マイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステートにてマスター・ワインメーカーを務めるトニー・コルトリンが手掛けるのがオベロンです。

ナパヴァレーで生まれ育ったトニーは35年以上のワインメイキングの経験をオベロンに注いできました。彼はナパヴァレーの中でも最良の畑から良質なブドウを選び抜く能力を持ち、またナパ地方特有の典型的なボルドー品種の育て方も理解したエキスパートです。

長年に渡り信頼関係を築いてきた地元の栽培家と共にオベロンに使用するプレミアムなナパヴァレーのサブアペレーションから採れるブドウの品質管理を徹底し、高品質のワインを造り出しています。

ワインに表記されている原産地はナパヴァレーになっていますが、実はメルローはナパ中央部のオークヴィルのブドウを使用しています。ナパリバーのすぐ前にある畑で、川からの霧が冷涼な特徴を与えています。しかもそのブドウの苗木はフランス・ボルドーのサンテミリオン地区にある右岸の最高峰シュヴァル・ブランから採られた苗木を使用しています。
そこにシラーと樹齢100年を超えるジンファンデルが少量ブレンドされており味わいにジューシーさを与えています。

そのワインはワインスペクテイターが発表する年末を賑わすTOP100ワイン2017年にて2015年ヴィンテージが選出。2015年ヴィンテージはその後もワインスペクテイターの”10のナパ・クラシックス”という記事で ”ナパのメルローが作り上げる事ができるリッチな味わいを表現している”と紹介されています。