ティン・バーンで実績を積みながらもマイケルは2009年に新たな試みに挑戦しました。

ワイン愛好家と手を組みジョイントベンチャーで新たなワイナリー立ち上げたのです。理由は明解です。「手頃な価格のテーブルワインの水準を高めるため」です。

今までのワイン造りの中で培った繋がりを活かして信頼のおける葡萄栽培農家から良質な葡萄の調達に成功し、細部にまでこだわった少量生産でワインを造っています。

愛好家と造り上げたワインだけにその味わいはカリフォルニアワイン愛好家の心を掴むものでした。赤ワインと白ワインともに1種類ずつワインを手掛けていますが、特筆すべき味わいのシャルドネを手掛けています。

そのシャルドネはカリフォルニアらしい果実味に柔らかな樽の風味が溶け込んでクリーミーでほのかなトーストしたバニラやバタースコッチの風味が感じられます。過度な装飾を感じさせずバランスの良さが引き立ちます。

樽の風味は好きだけど強すぎは苦手なあなたに特におすすめです。まさに愛好家が求めた味わいです。