レーヴェンスウッドのジョエル・ピーターソンを父に持ち、5歳から英才教育を受けたモーガン・ピーターソンが造る新世代カリフォルニアワイン。

1981年生まれ、5歳からワインのブラインド・テイスティングでメルロとジンファンデルをききわけ、ドメーヌ・デュジャックの全房醗酵に学びサンジャコモの葡萄でピノノワールを造り有名レストランでオンリストされるという天才ぶりを示したモーガン・トゥワイン・ピーターソン。

大人になってもその多才ぶりは健在、大学卒業後、ワイン・セールスをしっかりと経験し、カリフォルニア・ワインメーカーとしては初めてのマスター・オブ・ワインを取得しました。 1892年の歴史的な現存する書類に苗木が畑に植樹されたと記録のある希少なセミヨンです。モーガンはこのセミヨンを自社畑ベッドロックに植樹し育て上げてきました。

2007年に自身のワイナリー「ベッドロック」を創業し、「夢は大きく、でも生産量は少なく。」こだわりのワインを造り上げ、2013年ヴィンテージにて2本のワインでパーカー100点を獲得、史上最年少での100点醸造家となりました。

ソノマ・ヴァレーの中心にあるレーヴェンズウッドのホーム・ヴィンヤードとして知られるピーターソン家が2005年に取得したソノマの中でも歴史をたどれば160年以上前までたどれる伝説の畑ベッドロック・ヴィンヤーズの葡萄を中心にアレキサンダーヴァレーのネルヴォ・ランチ、ロシアンリバーヴァレーのソディニ・ランチ。他にはいくつかのソノマの有名畑とアマドール、コントラ・コスタの畑を使用しています。平均樹齢は80年の古樹ばかりを使っています。

ワーツ・ヴィンヤードはモントレーから少し内陸部に入ったガビラン丘陵に位置します。有名なカレラのマウント・ハーラン地区が西側に隣接しています。石灰質と花崗岩の風化堆積した土壌で多くの土壌由来のミネラルが満載で、1963年植樹の古樹、低収量、自根、オーガニック栽培、ドライ・ファーミングなどが特徴の素晴らしい個性ある葡萄が作られています。
大手に吸収されることなくオーナーのパット・ワーツ氏がこだわりぬいて育てる畑です。近年若手の醸造家がこの畑から希少なワインをリリースしています。