プライベートワインですので生産量も極端に少ないため一般小売用としてではほとんど流通することなく、ラリーが慣れ親しんだレストランで提供されました。そのワインはすぐさま一流レストラン、トップソムリエの目に留まります。

実際にミシュラン三ツ星を2店、一ツ星を3店、合計「九ツ星シェフ」と呼ばれる アラン・デュカス氏がオーナーの、パリ「アラン・デュカス」。ロバート・デ・ニーロが共同オーナーの一人に名を連ねるニューヨークで最も予約が困難な「ノブ」。シカゴ随一のみならず、全米No．1の呼び声も高い超高級レストラン 「チャーリー・トロッターズ」などでオンリストされました。

ラリーが目指すワインは、何よりも「調和」が重視されたクラシックなスタイルで、十分な「熟成能力」を考慮に入れて造られています。

使われる葡萄はナパでも特に優れたヒルサイドに位置する優良畑や著名ワイナリーから、自身が納得できる高品質で完熟したブドウのみが厳選されます。その中には全米No.1ヴィンヤードマネージャーとして名高いデイヴィッド・エイブリューが参画する畑の果実も使われているほどです。

採算性を必要とする一般的なワインとは異なり、ラリー個人の理想である娘が大きくなった時に一緒に飲めるワインという長期熟成を視野に入れた想いが貫かれたシリタは、22ヶ月間もの樽熟成を経たのちに瓶詰めされ、そこからじっくりと熟成されてきました。そして遂にその熟成による進化を遂げた姿を待ちわびる我々愛好家の前に解放され姿を現したのです。

シリタがつくられたのは1997年から始まり2005年ヴィンテージの9ヴィンテージのみで現在は作られていません。ラリーの情熱の詰まった特別なワイン。この機会に是非お楽しみください。

※経年によりコルクが大変脆くなっております。抜栓には古酒用ワインオープナーをご使用の上、慎重にお願い致します。古酒用ワインオープナーはこちらからご購入が可能です。

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