大手資本とソーターが培ってきたノウハウとの融合により飛躍的な発展を遂げる

エチュードの名前の由来は、「練習」「鍛練」「訓練」などであり、試行錯誤してよいワインを作っていくという意思表示。「ワイン造りは収穫のかなり前からヴィンヤードで始まっているのであり、優れたぶどうができればワインメーカーはあまり手をかける必要がなくなる」という彼の哲学のもとにワインづくりが行われています。

輝かしい成功を収めた自身のワイナリーも2001年にベリンジャーグループに売却し、現在のワインメーカーはこれまでアデレイダ、ワイルド・ホースで活躍していたジョン・プリースト氏に引き継がれましたが、ソーター氏はアドバイザーとしてエチュードのワイン造りに携わっています。

ワイナリーはベリンジャーグループに属することによって大きく発展することになります。まず醸造設備の新設です。19世紀に建てられたブランデー蒸留所を買取、今まで他のワイナリーの醸造設備を間借りしていましたが、ワイナリーを持つ事によって醸造のタイミングなどベストな状態で進めれるようになりました。また葡萄を植樹し自社畑の開墾もスタート。さらには今まで供給を受ける事ができなかった銘醸畑からの葡萄でワインを仕込むことが可能になりました。

この今まで小規模に行われてきたワイン造りですがベリンジャーが持つネットワークや資金力にトニー・ソーターが培ってきたノウハウが融合しワイナリーは大きな飛躍を遂げる事になったのです。

以降、様々な新たなキュヴェをリリースし高評価を獲得し続けています。

残念ながらエチュードの日本輸入停止が決まりました。それに伴い日本在庫の終売一掃セールが開催されました。現地価格40ドルのワインが現地価格（6,000円税抜き 1ドル150円計算）よりもお得な価格が実現しています。在庫限りとなりますのでこの機会に是非お楽しみください。