キスラーのアシスタントワインメーカー、ジェイソン・ケスナーのプライベート・ブランド！

【凝縮感と厚い酸】

オーナー・ジェイソン・ケスナー氏はカリフォルニア・トップ評価を受けるシャルドネの畑ハドソン・ヴィンヤードの管理を2000年より経験し、2008年からはシャルドネとピノ・ノワール造りでカリフォルニア・トップ評価を受けるキスラー・ヴィンヤーズのアシスタント・ワインメーカーを務めています。そして、ハドソン在職当時の2002年から自らの名前を冠した「ケスナー」のワインを少量のみ造り続けています。
2002年は１樽のシャルドネを造り、2003年は3樽・天然酵母で造ったシャルドネは、アメリカ有数のレストランで取り上げられ、特に予約のとれない超高級レストランとして有名なナパのフレンチ・ランドリーで“お薦めワイン”としてリストされ、それ以降も常にオン・リストされ続けています。ケスナーの名前はその生産量が少なく、中々手に入らないにもかかわらず、大きな評価を受けています。

ケスナー氏は「自分は畑での経験という基礎からワインメーキングにアプローチしている。 もっとより多くの醸造家が自分の剪定鋏を持つべきだと思う。」と述べています。ハドソン・ヴィンヤードで、カリフォルニア有数のワイナリーの注文に応え、栽培における多くの経験を持つことが自らのワインの為に葡萄を調達するにあたり、大きなアドバンスになっています。彼のメンター（師と仰ぐ人）はジョン・コングスガードで、ハドソン時代に葡萄栽培において深くかかわったことで、コングスカードの造る酸が引き締まり、緊張感のあるワイン造りを目標としています。
現在は、キスラーにて定時（９to５）で働き、それ以外を自分のワイン造りにあてるという二足のわらじを履きます。キスラーのオーナー・スティーヴ・キスラー氏が別のプロジェクトを進めるにあたり、ジェイソン氏のキスラーにおけるワイン・メーカーとして手腕は更に大いに発揮されることになっています。キスラーと自身のケスナーのワインに違いについての質問に対し、「ケスナーのワインはキスラーよりもっとナチュラル・アプローチを心掛けている。テロワールが反映され、しっかりと味わいがフォーカスされたワインを造りたい。醸造技術も大切であるが、ナチュラル・バランスと収穫日（糖度と酸とうまみのバランス）がとても重要である。」と自分のワインに自信を持って語ります。
現在ケスナーの生産量は約800ケース弱(30樽程)。

ケスナーでは、2年目になるこのワインは、ラシアン・リヴァー・ヴァレーで1956年より葡萄栽培を営なむバチガルピ・ファミリーの畑から。古いウェンテ・クローンをセント・ジョージの台木に接ぎ木したフィロキセラに耐性のある古樹があり、収量は自然に落ち、凝縮した果汁が得られる。醸造は天然酵母のみを使用し、補酸なし、フランス産の樽にて醗酵、そのまま樽熟成を16ヶ月程度行う。

店長コメント

あわせる料理は？

ローストダック、マッシュルームリゾット

ワインデータ

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「ジェイソン・ケスナー氏」


「大きな評価をうけるシャルドネ」